あさのあつこ「バッテリー」

映画化だか映像化だかされて、主人公の名前を呼ぶ

その合い方の男の子の高い声をなんだか覚えている。

見たわけではない、なにか予告編とか、短い時間見ただけなのだか。

声のトーンだったか言い方が、好きではなかった。

 

 

読み始めて、面白い。

2巻目から全巻固めて手元に置いたら

ああ、まずいなあ、このまま完徹してでも読み終わるまで止まらない

パターンか、と。

さすがに夜更かしは止めているので、それはしないのだが

読み終わるまでは他のことへの注意力が多少低下する。

頭のある一定領域を常に使用している感じ。よろしくない。

昔から本を読み始めると時間が蒸発する。周囲の物事が消える。

とはいえ、早々に、相当面白い本に限る、とはなったのだけれど。

(まあ、生きていくためには必要だろう)

 

 

やれやれ。

いくつになっても、出会うことはある。

そういえば数年前に「精霊の守り人たち」を読んだ時もそうだった。

それが楽しくもあり面倒でもあり。

しばらく、この作者の作品含めて読む本には困らないだろう。

読書の秋、も近いことだし、ね。