秋の気配と坂口恭平「お金の学校」
オリンピックが終わり、パラリンピックがもうじき始まる。
観客をいれるどころではなく、緊急事態宣言も早々に延長となる。
ワクチン接種が進めば秋には需要が爆発するという予測を
春先に聞いたときには楽観的過ぎると思ったものだが
やはり一筋縄ではいかないもののようだ。
坂口恭平の「お金の学校」をウェブで読んでいた。
晶文社の無料ブログのサイトで公開され
お金を払える人だけ入学金を10万円払ってください、として
締めきったあとにも払いたいという人を一部受け入れて
最終的には100人が支払った、とある。
その後、本として出版されることになるわけだが
こんな風に、損して得取れを地でいくようなお金の稼ぎ方が
具体的に記載されている。
自分の興味や関心を突き詰めて、人生百年時代の戦略を練り
継続して努力し続け、闘っていける人はそれでよいが
人生の早いうちから社会の中で窒息しそうになっている人には
こちらのほうが読んで息がつける、少しだけ気が楽になる
内容かもしれない、と思う。
このやり方にしても、人間関係を築くスキルは必要で
努力も戦略も継続して必要ではあるのだが・・・。
落語会には春先から何回かでかけている。
その話は、また後日。