志の輔さん 独演会

都下某所で志の輔さんの会。
前座は志の大さん、前回と同じ狸札。


今年は自然災害も多く、
あたりまえのように予定通り会が始められるのは幸い、と
志の輔さんのマクラ。
海外の日本人会で10周年とか17周年とかで
それなりに盛大に会をした話などで笑わせる。
1年に一度、落語を聞けるとなると
みなさん前のめりで意気込みが違う、と落ち着いた客席を
少し温めるつもりなのか、長めのマクラが続く。


後半は、マクラもなしに帯九。
熱演。
余計なものもなく足りないものもなく。


志の大:狸札
志の輔茶の湯
中入り
志の輔:帯九

 


志の輔さんの帯九の最中にふとした拍子に、談志さんの声音がまじり
この人は談志の弟子だった、と思いだした。


そして、「立川流は談志家元の回りを回る恒星の集合体で
誰もが直に談志さんにつながり、上下関係も結束もすべて
談志さんを介しているために、一門の結束は逆に弱い」
といっていた誰かの言も一緒に。

 

今日は談志祭りの先行の売出で
なんとか1枚チケットを確保する。

カリスマが逝って7年。
変わるもの、変わらないものを見に
11月21日は有楽町へ。