川崎の芸術祭にて

志の輔さんの独演会。

チケットが意外にもとれて出かける。

新百合の芸術祭は、立派なプログラム冊子を拝見したところ

クラシック音楽に日本の伝統芸能という「古典」尽くしの内容。

 

志の麿:狸賽

志の輔:ハナコ

ダメじゃん小出:コメディパフォーマンス

志の輔井戸の茶碗

 

会場は、この公演だけ宮前区のホールのようで

少々古く、2階からの入場のせいか

らせん状に階段を何周かおりて1階席にたどり着く。

椅子のクッションが古く、かつ絶妙に腰痛持ちを不安にさせる角度で

手持ちのものをまるめて腰に当てつつも暗雲がただよう。

 

最初に出てくるお弟子さんは2つ目になったばかりか。

緊張もしており、声も張りすぎではあるが

後半は落ち着いてくる。

コメディパフフォーマンスは、県内ということなのか

にぎわい座でおなじみの芸人さん。

井戸の茶碗は力みのない円熟の境地で

余計なものを感じずに心地よい。

 

さて、伊能忠敬の落語が聞きたいと思うものの

なかなか聞けずにいる。

大忠臣蔵のようにネタだししてくれないかな、と

ちょっぴりのリクエスト。