昨日はにぎわい座でこはるさんの会。
前座は談笑さんの3番弟子の立川笑笑さん。
立川笑笑:たぬきの札
立川こはる:不動坊
中入り
立川ほはる:梅若礼三郎
笑笑さん、談笑さんのお弟子さんは覚えが早いのか
予備校講師だった談笑さんの教え方がうまいのか、
早々に噺を覚えるようです。
不思議な一門です。談笑さんのノウハウを聞いてみたいものです。
前段の噺のはしょり方、編集センスもあるようですね。
2番弟子さんも聞いてみなくちゃ。
こはるさんの不動坊、談春さんの不動坊が大好きなので
つい比べてしまいます。
お師匠さんと比べられたら心外でしょうが
それもまた、この手の古典芸能の楽しみのひとつ。
うかれて騒ぐところは、まだまだかしらん。
声やしゃべり方は女性の声を殺して、おそらくは当人がそう望んだ
古典落語の語り口になっています。
梅若礼三郎。こんな大作に挑戦する気概はいいけれど
こちらもネタおろし相応でした。
こういう長編は、ぜひ師匠で聞きたいなあ。
1時間半はかかる大作を、走りに走ってやっていたけれど
三夜連続などでじっくり聞く、講釈のような聞き方もいいかしらなどと。
円生さんのビデオで覚えた風でしたが
このあたりも議論を呼びそうなところ。
あれこれ余韻を楽しんだ会でした。