談志まつり2014
最終日の夜公演に行く。
立川志の八:はじめてのお弔い
立川らく里:大安売り
立川キウイ:反対車
立川談笑:がまの油
中入り
立川談笑(司会)
立川ぜん馬:夢金
立川志の輔:妾馬(八五郎出世)
最終日の、いわば大トリは志の輔さん。
タイトルをどちらだったか確認し忘れたが。
ほんの一言二言、談志は情に篤い人でした、と
枕のように話してからすぐ噺にはいる。
八五郎が酔って殿様に
宵越しの金をもたない職人の気風や
長屋の人たちとの暮らし、
母親の娘にむける情愛を語るその見せ場で
うっかり落涙してしまう。
いやいや。
情に篤い人でした、のあとにこれではね。
やられた感はありました。
追悼の会の、その大トリで。
この人は本気で立川流の二代目を継ぐ気かしらと
そんなことを考える。
気のせいか、白髪頭で、しゃがれた声が
師匠に似る瞬間もあって。
それで、どうするの?
そう聞いてみたくて。