久々に清方の絵を見て

久々に、たまたま手にした鏑木清方の画集。
東京の下町や水辺を清方の画題とともにめぐるというもの。


圓朝の肖像画と明治期の寄席の風景をはじめ
築地明石町という記念切手にもなった美人画
自分と早朝の散策に出かけた娘を描いた作品など
ゆかりの都内の地図とともにたどるのは
本当に楽しい。


しばらく遠ざかっていたものに
もう一度出会うつもりで。


美しいと心惹かれたものに
再会するたびに出かけることにする。
生まれ変わる、そんな気分で。