鎌倉広町緑地と

某テレビ番組で鎌倉の都市林として地元の人しか知らない

鎌倉広町緑地が紹介されており友人とともに訪ねる。

サザンオールスターズ原由子さんが他の湘南の魅力とともに紹介していたが

ここはガイドブックには全く載っておらず、

湘南鎌倉にはまあまあ詳しいはずの自分も全く聞いたことがなかった。

緑地とはいえ、広大な敷地の中にほぼそのままの形で残っている森

(というよりちょっとした山)で

高低差のある土地柄、登りもあり下りもあり、で森林コースとなっている。

 

 

見晴らしスポットからはお約束の富士山が見え、

海側からは湘南の海もちらりと見える。

バードウォッチングにもよいが、歩いているとすぐそこの木の枝に

2,3匹のリスがいて、驚いて足を止めることもある。

コンパクトに短い時間で海も山も堪能できるのが湘南鎌倉の魅力だが

それがぎゅっと圧縮されているような場所だった。

開発される際の、周辺の住民の反対運動が実り、

市が買い上げて、市民からの寄付やボランティアの人手、市の委託費で

きれいに整備されている。

話を聞くと、駐車場はなく自動販売機もおかず、と声高にはいわないが

なるべく自然のままに、というコンセプトは徹底しているようだ

地元民が気軽に犬をつれて散歩に来るほか、

季節ごとに里山らしいちょっとしたワークショップがあるなど

そういう意味でも民度の高い鎌倉らしい場所なのかもしれない

と感じる。

 

 

ほんの1時間ほどで、軽い山歩きをしたような気分になるコースを歩いたあとは

そこは西鎌倉なので街中でこじゃれたランチをいただく。

ゆっくりしたあとはモノレール(独特の揺れが楽しい)で江ノ島にでて

冬の海というにはかなり暖かい海岸でしばし遊ぶ。

この贅沢さ、ゆったりさ加減、気持ちが解放される満足度の高さ。

 

 

サザンオールスターズがメジャーデビューしたあと

湘南鎌倉をテーマに曲を作る、と決めたという話しなどを思いだしながら

40年間トップを走り続け、ヒット曲を出し続けることのすごさを

改めて思う。

そしてこのコンパクトながら名所旧跡の多い自然に恵まれた場所を思う。

 

 

さて、最近爆笑したタローマンの話しはまた後日。