にぎわい座の年末興行に、どうやらしばらくご無沙汰だった模様。
3回目のトライでようやくチケットが取れてでかける。
いつにもまして冷え込みが厳しく、久々に冬らしい一日。
今年の公演は変則的で、昼公演と夕方からの夜公演でカウントダウンはなし。
志の太郎:鰻屋
志のぽん:二人癖
遠峯あこ:アコーディオン歌謡
生志:松山英樹フィーバー(新作)
志の八:花色木綿
仲入り
志の春:初天神
松永鉄九郎:長唄三味線
色物さん(鉄九郎さんは違うのかな)は演目名がなかったので
こんな感じかな、と。違っていたらご容赦を。
寒空はだかさんは毎度定番のネタで、これはこれで安心感がある。
さて、真打に上がった志の春さん、昼の部だけだった気がしたのだが
演者の交代があった様子。
「春が来た」の出囃子で出てきた姿が、なぜか栗色がかった金色の頭髪。
とにかく明るく楽しく、といって美容院で頼んだらこうなったとのこと。
何か悩んでいるのかしらん。
初天神だが、はて、出だしがなにか滑舌が・・マイクのせいかとも思ったが
どうも違う。歯が痛かったのかな、口内炎とか。
後半は勢いもあり気にならないからやはり何かの癖なのか。
もっとはっきりとしたわかりやすい話調だったと思ったのだが
(あれは英語落語だったのか・・)記憶違いかしら。
個人的には泰然自若とした大人(たいじん)のイメージだった気がするので、
髪色といいちょっと違和感。
出自からはインテリ芸人の枠でいけそうな気もするが、
いろいろ幅を広げるべく、試している最中なのかも。
JRの経営不振からみどりの窓口自体が半減するという昨今
マイナーチェンジでまだまだ爆笑噺として通用することにちょっと驚く。
最後は、来年のコロナの終息など安寧を祈念して三本締め。
会場に置かれていた映画のチラシ「大河への道」を見つける。
伊能忠敬の死が、日本で初の日本地図を彼の業績とするために、3年間伏せられていた
という部分にフォーカスした物語になるらしい。
1月からのパルコの公演でまた話が変わっていくのかも。
来年はどのくらい落語が聞けるだろう。
頑張ってチケットを取るかな、と。