カリスマの引退を見届けにセブンアイの株主総会にいく
見届けるつもりの株主が多数、と踏んだのか
会場入り口には多くのカメラと取材陣。
入る直前にコメントを求められた。
それを断って会場入り。
例年配られていた試供品はない、と
会場のあちこちに記載されている。
それ目当ての株主はきていないということだろう。
会見は、それまで報道されていた
どろどろした内紛とは打って変わり
淡々と議事が進む。
通り一遍にも聞こえる、想定通りの回答。
とはいえ、株主からの質問とそれに対する答えから
いくつかの事象が推察されて興味深い。
カリスマ経営者の鈴木氏に比べれば
新任の井阪氏はまだまだ頼りない、
株主、消費者の他にオーナーというステークホルダーがいて
この人たちの信頼は一朝一夕には得られない
しかし、この人らは、一度本社の方針が決まれば
それを信じついてゆくしかない、一蓮托生の子会社。
カリスマ、鈴木氏の人気と信頼、なしてきた偉業は、
質問する人の言葉の端々からも知れる。
カリスマの後を継ぐ。
それがどういうことなのか、それを見に行ったのだ
とそこで知れる。