こはるパラダイス 

先月は談笑さん門下の吉笑さんを聴き
今月はこはるさん。


ああ、間に合わないと思って仕事先を出たけれど
30分ほどの遅刻ですんで滑り込む。
受付のお姉さんがまだいて、
木戸銭を払えずに困るという図にはならずにすんだ。

マクラは聞けず、道灌の後半から。

道灌
六尺棒
(中入り)
三軒長屋

三軒長屋は、談志が「もっとも中身がなく落語らしい噺」
といっていたそうな。
威勢の良さはあるけれど、まだかなり粗いネタおろし。
そして、どうやら、まだ高座かけていい話ではないらしく
師匠が検索すると困るので長屋の花見とでも・・
とのこと。


2席目の前の学校寄席のマクラは楽しく聞き
3席終わったあと、
にぎわい座さんで、夏には自主興行として同じ会場で
やってもらえることになりました、との宣伝を聞いて
ほろりとする。


おじさんキラーめいた一言には、脱帽。
自分が主宰する会だと、満席でも手元にお金がまるで残らないので、
呼んでもらえるとお金が少し残るんです、なんていわれると。
小柄な身体でそういわれると、おじさまでなくても応援したくなる。


いつもそれに参る、というこはるファンの声が聞こえそうな
上手なPRです。