立川志の輔独演会

志の輔さん続きで。


改装した横浜のホールで独演会。

もぎりが少ないのか客入れに長蛇の列。


志の麿:寄合い酒

志の輔バールのようなもの(新作)

中入り

伊藤多喜男:民謡

志の輔:新・八五郎出世


志の麿さんは、ここのところ志の輔さんの独演会の前座がかぶり

その度に狸の札だったが、今回は話にちなんだ枕を振りつつ寄合い酒。

志の輔さんの最初の一席のマクラは海外の日本人会での10周年記念の話。

以前も聞いた話だが、聞くたびに再編集され聞きやすくなっている。

ははあ、こうやってお客さんの反応でどんどん話が育つのか、などと。

 

 

続けてバールのようなものへ。

志の輔さんの落語の中では定番ですでに古典の域という

こはるさんの談だったが、さて。

中入り後はバンドで民謡を歌う伊藤多喜男さん。

今回は予算の関係か尺八のみの伴奏で迫力の歌声を聞かせる。


 

トリは志の輔さんの新八五郎出世。

笑わせてホロリとさせて、上質の映画か舞台のような充実感。


台風でJRが計画運休を告げる中、きっちりと予定時間で納め

最後には改装後のホールのお祝いに3本締め。

ずいぶんと行き届いたことで。