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志の輔らくごin Nippon

志の輔さん、パルコ劇場休館中に全国12都市を巡るという。

その10都市目の横浜で、ラッキーなことにチケットが手に入る。

あまり演劇的な趣向はちょっとなあ、と思いつつ

それでもやっぱり、いそいそと出かける。


3時間の間、前座もなしで大神楽長唄三味線の間奏はありつつ

3席の熱演で。

どの噺も小細工なしの真っ向の落語


志の輔質屋暦(新作)

長唄三味線:鉄九郎

志の輔モモリン(新作)

中入り

鏡味初音:大神楽

志の輔:紺屋高尾


紺屋高尾は、さて談春さんと同じくすぐりなのだけれど

強いていうなら久蔵の感情表現のせりふが違うのかな。

ここが、あっさりとしてテンポがいいのは志の輔さん。

たっぷりと引っ張るのが談春さん。

高尾太夫も、談春さんのほうがもっと勝気。


新作もテンポよく、練り上げられていて文句のつけようがない。


さて、談春さんとの違いなども楽しみながら

その後、チケットを取ってくれた人との落語談義も楽しい。


といいつつ、一度きた人はまた来たいと思い

人にも薦めるでしょうから・・・

チケットはそうそう手に入らない。


機会があれば今度は伊能忠敬の話が聞きたいなあと思い

やはり立川落語のテンポの良さ、同時代性は好き、とあらためて。


ほろ酔いで、いい宵(酔い)を。

ひいきの談春さんもそのうちこの円熟に至るかしら、などと

遠い彼方を透かし見る。