ヴーヴ・クリコとモエ・エ・シャンドンの違い

シャンパンの中でそこそこのお祝い感のあるクラスとして
この2つがポピュラーだが。
私はモエのほうが好きで、それはそういうお好み
というつもりで。


品種を調べてみたが、シャンパーニュ地方のシャンパンは
ブドウの品種は同じ、3種類。
ピノ・ノワールピノ・ムニエシャルドネ
同やら比率が違うために、それだけで飲み口が随分変わる
と今回初めて知る。


ヴーヴのほうは、ピノ・ノワールの比率が高い。
骨格とワイン界ではよくいうが、それがしっかりしている。
つまりしっかりとした強いシャンパン。


モエのほうはシャルドネの比率が高いのかと思いきや
同じようにピノ・ノワールの比率が最も高いが
3種の比率にさほど差がない。
いわゆるバランスのとれたシャンパーニュ
すべての品種の良さを併せ持ち、シャルドネのフルーティさ
ピノ・ムニエのまろやかさ、ピノ・ノワールのしっかりさ
すべてのバランスがよく、それぞれを後味やファーストインプレッションで味わえる。


あら、そうなの。
あなたはヴーヴの系統だと誰かがいってた。


あなたのエッジは少し揺らぐけど
私はあなたにまろやかさを付け加えて
もう少し、大衆寄りに、マスを味方につける幅を
身につけさせたとのかしら。


あざむいたとしても、あなたの本質には変わりがない。
失われようもないものはしっかりと底にある。
それを忘れないで。