そらまめと苺と

よく熟れた、でも小粒で酸っぱそうな苺がスーパーで安かったので
久々にジャムにしてみる。
横浜にすんでいた叔母が、よく形の悪い苺を買ってきて
ジュースにしていた。
その叔母も、ある時、買いもの帰りの車の中で
脳出血を起こしてあっけなく亡くなった。


そのほかに、そらまめを一袋。
こちらは吉坊さんが川上弘美の「花野」を一人芝居のように演じた時のことを
思い出して、レンジで蒸して、オリーブオイルと塩でいただく。


食べ物には、いつの間にかそれにまつわる人との思い出がついてくる。
そう思うと、このところ、ひとりで食べてばかりの食事が残念でならない。