卒業写真

友人のバンドがライブハウスに出演するというので聞きに行く。 ジャズ系のライブハウスらしいのだが。 ユーミンの曲を歌った後で、この曲の「あなた」は恋人ではなく 歌い手(荒井由実)の高校の美術の先生なんですってね というMCが入る。 あなたは、私の青…

安藤忠雄展と光の協会

安藤忠雄展を見に行く。 前売り券を早々と購入し、実物大の光の協会を目当てに。 しかし・・ 激混みの会場の中、この人作品が多かった・・と思いだす。 作品集も数多く出版されているが何しろ精力的に仕事をしている。 それを総攬するのだから見る方も気合が…

英語で落語

地元で時折、2つ目を使った気軽な落語会があるが 今回は英語落語ヴァージョン。 演者はイェール大卒で話題の立川志の春。 英語落語というといくつかやり方があるようだ。 一つは一之輔欧州公演の時のように、演者は普通に日本語で演じ そこに現地語(英語と…

有楽町朝日ホールで

久々に贔屓の独演会。 平日5時開始という半端な設定の日だから取りやすいかと踏んで。 マクラによると、どうやらいつもチケット争奪戦に敗れてあぶれる 古馴染みの年配客が今回は多かったようで。 年齢層も高く、男性がほとんどだった、とのこと。 その中で…

関内寄席 若手編

台風が近づいているが午前中はなんとか降らず。広瀬和生プロデュースのネタだしの会。 わん丈:寄合い酒吉笑:カレンダー(新作)中入りぴっかり:元禄女太陽伝(作者ありの新作)小痴楽:宿屋の仇討 男性陣はみな達者なもの。最近は2つ目の会も増え、場数…

花緑、喬太郎、一之輔と

「柳の家の三人会」ならぬ「柳の家に春風が」のシリーズ。 要するに当代の人気者を集めた会なのだが。 三者三様というべきか。 前座の緑助さんのあと、客席を温めようと下ネタ(風)のマクラではじめ 池袋なら食いついてくるのに町田はざあっと引きましたね…

立川流が好き! 落語会

吉笑さんが仕掛け人の立川流落語ユニットの会。 今回は満を持しての国立劇場演芸場。 出演者の気分も上がるようだが。 吉笑:ぞおん(新作) 寸志:酢豆腐 こはる:芝居の喧嘩 中入り 志ら乃:強情灸 志の太郎:しょっちゅう見舞い(新作) 談吉:鼠穴 少々遅…

松田権六の文箱

芸大美術館で有名作家の卒業制作作品がかなり出品されていて興味深く見る。 中でも松田権六の文箱(こじんまりしたいい形)が気にいる。 まだ若いころからこのくらいの作品を作っていたのかと。 蓋裏には咆哮する獅子。 表には逃げ惑う草食動物たち、という…

あおやぎを買ってきて

母のところに供える。 両親の実家のある海辺ではこの貝が昔はよく取れて 干したものをあぶったり ちょっときざんでから味噌で煮付けたり もちろん刺身でも甘くておいしいのだが。 近所のスーパーで時々出回る。 大きめのパックを買ってきて お母さん、めずら…

立川流トークライブにいく

ずいぶんと怪しい歌舞伎町の一角。ライブハウスらしいが。 若手の元気な意見や宣言を聞きながらいずこの組織もあれこれあるのだと思いいたる。特になにやらクリエイティブなことをやっているところは管理系や働く基盤整備をする人が薄くシステムの未整備から…

真実の10メートル手前

読み始めて、流行りのイヤミスかと思うが 読後感は悪くなかった。 読後感に救いがある理由ははっきりしている。 主人公の、グロテスクな真実を前にした 決して正義感だけではない、 悩みながらも一貫した態度を取ろうとする 筋を通そうとするその態度が、救…

成金で落語に王手

なかなかいいタイトルだ、と思う。成城落語会のおすすめの会、ということもあって。ここしばらく、ややこしいことが続発してもう無理かと思ったのになぜかスポッと時間が取れて奇跡のような時間となる。 さて、幕が上がると2人が着物、2人が洋服のままトーク…

落語の絵本

落語の絵本というものがでて談春さんの夢金の巻を入手。 画がいい。そこによく絞りこまれた短い文章。 口演なら30分程度の噺か。じっくり語れば、だが。情景描写を画にまかせ、とはいえ肝になる部分は文章も残している。 短い文章で展開を書き切るのに画が先…

都民寄席にゆく

申し込んでいた都民寄席に当選し友人と待ちあわせて出かける。神田松之丞:講談 雷電の初土俵滝川鯉昇:茶の湯仲入り長井好弘:解説 林家正楽:紙切り柳亭市馬:二番煎じ頭は欠けるかな、と思いつつ小走りに会場へ。まだ枕の最中で、席につくと本編が始まる…

高円寺演芸祭り

たぶん5年ぶりか、そのくらい久々の演芸祭り。なにかと気ぜわしい中、最終日になんとかでかける。 少し早めにつき、予約もあることだしと座高円寺の「寄席の粋、手ぬぐい展」へ。噺家さんの手拭いの展覧会だが、オークションで好きなものをゲットできるとい…

解消と融和はなされないまま

試みたこと、画策したこと。 融和はなされないまま、次の世代に引き継がれる中で すべては規知のこととして進んでいくらしい。 寄席に出ない。 だから、一人の会を中心に客を集める力をつける。 それがここで生き残る最善のことだと 今はその基準がスタンダ…

江國香織「間宮兄弟」 ジュンパ・ラヒリ「別の言葉で」

「間宮兄弟」はDVDで見たことがあったのだが江國香織の小説とは知らなかった。一読して切なくて暖かくてとても気にいってしまう。兄弟がはたから見たら浮世離れして気持ち悪く見えたとしても好きな本の中の一節や、そこからインスパイアされたことを口にして…

志の輔らくごin Nippon

志の輔さん、パルコ劇場休館中に全国12都市を巡るという。 その10都市目の横浜で、ラッキーなことにチケットが手に入る。 あまり演劇的な趣向はちょっとなあ、と思いつつ それでもやっぱり、いそいそと出かける。 3時間の間、前座もなしで大神楽と長唄三味線…

贔屓の落語会にて

どうやらチケット転売サイト抑止のためと思われるが。 引き換え券しか発行されなければ 指定席と違うので早目に会場にならぶのは人情で それなのに入場したら外に出られず かつ場内には売店もなく自販機もない。 こんなにぎやかな場所なのに、転売する少数者…

クライマックス寄席

年があけたのに年末の話題もなんですが。 年末の少々半端な時間の寄席。 終電を気にしてトリの途中で席を立つ という無粋なことをしなくていいのは助かるが。 さて、この後の部に比べると時間も短く 出演者の持ち時間は少なく、時間に追われてせわしなく。 …

ネクスト立川流

成城ホールでの立川流若手の会。これがシーズン2らしいのだが、4年前のシーズン1はわずか2回で打ち止めになった、という話をはじめの3人の座談(立ってしゃべっていたが)で聞く。 前回は行けなかったのでわからないのだが今回は50人かそこらの観客で…

談志祭り

立川談志生誕80周年と銘打った談志祭りにゆく。 要するに談志なきあとの一門会。 今年で5回目か、年々落ち着いてきて派手な演出 (一門勢ぞろいなどの口上など) はなくなり、座談会もあっさりしたもの。 恒例の一門会とはいえ、談志の一八番などというわけ…

志の輔らくご「牡丹灯籠」

志の輔さんの、今年でもう7回目だという夏の下北沢の恒例行事。一度聞くともういい、と思う人がいるのか切符が取れて、でかける。上演時間を確認せず、着物で行ったのは最大の敗因。本編の後半は尻・腰が痛く、ほとんど集中できない。とはいえ、一部の段を…

ゼロ・グラビティ

テレビの放送で見る。 大画面で見たら吸いこまれそうで その分、圧倒的な孤独や無力感、死への恐怖に襲われそうな 映像の美しさ、完璧さ。 とはいえ、CGなのかな。 人間、ひとりで向き合い、解決しなければならないことは 誰だって、ある。 そこをなんとか乗…

カリスマの引退を見届けにセブンアイの株主総会にいく

見届けるつもりの株主が多数、と踏んだのか 会場入り口には多くのカメラと取材陣。 入る直前にコメントを求められた。 それを断って会場入り。 例年配られていた試供品はない、と 会場のあちこちに記載されている。 それ目当ての株主はきていないということ…

糸井重里のインタビューの 編集 もう30年以上前の糸井重里のインタビューで 彼の答えた言葉が印象に残っている。 どんなに抽象的なことを聞いても 核心をはずさずに答えてくる それは何故だ、と問われて。 僕はその問いを発した人が悪意か善意かだけを考える…

葛の葉 異類婚姻譚

明治座に花形歌舞伎を見に行く。 夜の部を体調不良で見逃し、昼の部を取りなおしてのリベンジ。 メインの演目は・・・ちょっと辛い。 幕開けの「葛の葉」がコクーンで1月に見た「元禄港歌」のもとに なっており、七之助の女房・葛の葉も哀切で心にせまる。 …

桜の花の色

雨のあとで水を含んでいるからなのか 芽吹いた葉の緑が遠目にはまじるからか あの吹雪に例えられるソメイヨシノの薄い色合いが、 今日はもうかすかに濁って見える。 それが、何かに絡め取られて身動きできない間に もっともピュアな色の一瞬を見逃して 間に…

保育園義務教育化

子供嫌い、どころか女性とつきあうのも気が進まないみたいな 完全草食系、チョコレート好きのまだ若い社会学者の本。 この声は、体に合わないなあ、といつも思うのだが 同時に、さて、誰かの声にすごく似ていて 聞くたびに、さて誰だったかと。 高校の同級生…