落語会など

地元で贔屓の落語会。 弟子を連れずに大荷物で (中入り後に着物を替えるからだろうが) 微妙な距離なのでタクシーの運転手に悪いからと 雨の中、10分ほど歩いて劇場入りしたらしく。 小田急線もダイヤ乱れといっていたので 最寄り駅まで電車できた模様。 …

忘れられた巨人

カズオイシグロの作品はすべて読んでいたつもりが。 ノーベル賞受賞記念で読み落とした作品を読み始める。 この人の作品の中では最も心に響いた。 いつも、記憶が隠しテーマになっている。 というより、失われた記憶や隠された真実や謎 そんなものが物語の進…

川崎の芸術祭にて

志の輔さんの独演会。 チケットが意外にもとれて出かける。 新百合の芸術祭は、立派なプログラム冊子を拝見したところ クラシック音楽に日本の伝統芸能という「古典」尽くしの内容。 志の麿:狸賽 志の輔:ハナコ ダメじゃん小出:コメディパフォーマンス 志…

ヒルビリー エレジー

連休中にたまたま「ヒルビリー エレジー」を読んでいた。 トランプ政権を誕生させたアメリカの労働者階級の生活実態云々を抜きにしても 子供の成長に何が欠けると何が起こるか、という ごくシンプルな実験のようでもある。 愛情を注ぎ、自己肯定感を持たせて…

人生の最後に レディプレイヤー

スピルバーグの映画、エンタメてんこ盛り、VRの世界。 おやおや、と思いながら見に行くと。 50代、60代にはしみる展開で。 出てくるアイテムは懐かしく、ロングセラーもあるが これ全部懐かしくわかるのって何歳くらいだろう、などと。 人生の最後に、自分…

三月歌舞伎 仁左衛門と玉三郎門と玉三郎

仁左衛門と玉三郎という若いころからのゴールデンコンビ。 久々登場とのことで、さすがに見たいなあ、と チケットをとっていただけたので、でかける。 土手のお六とはお染久松の強請のくだりの悪党夫妻の片割れ。 あだな強請の場面もいいが、旦那もまた魅力…

立川談春独演会

久々贔屓の会。 武蔵小金井の会場で開演までに併設のギャラリーで 学大生の金属工芸展を拝見。 談春:おしくら 談春:不動坊 中入り 談春:夢金 おしくらも不動坊もかつて聞いた威勢のいい芸風と少し違って なにやらゆったりとした風情。 声量を絞っているの…

関内寄席ネクスト

今や落語評論のほうで有名になった広瀬和生氏 (本業は洋楽専門誌の編集長)が選ぶ若手の競演、 関内寄席ネクストの第2回。 関内ホールが改修中で使えず2回目からは外会場。 今回は吉野町市民プラザにて開催。 チケットの電話受付の人は売り切れないから当日…

ディープラーニング以降

ふと見たTV番組から、そのシリーズを3回ほど見る。 動画サイトで探してバックナンバーを見て さらにその講師のディップラーニング以降のAIについての本を 2、3取り寄せて読んでいた。 久々にかなり集中して読みこむ。 すでに3年ほど前の本になるが基本的…

初落語

今年の初落語はにぎわい座でのこはるちゃんの会。 立川こはる:初天神 立川こはる:御慶 中入り 立川こはる:御神酒徳利 年末年始にちなんだおめでたい話を、ということで。 落語家の正月は1月20日まで(寄席の中席まで)なので、 その間にあった前座さん…

にぎわい座クライマックス寄席

恒例のにぎわい座クライマックス寄席。 気のせいか空席がちらほら。 今一つ盛り上がりに欠ける。 三遊亭全楽:子ほめ 立川志の彦:時そば 立川志のぼん:権助魚 寒空はだか:スタンダップコメディ 立川生志:看板のピン 中入り 松本ヒロ:スタンダップコメデ…

逢沢りく シザーハンズ

たまたま目にして。 年末に届いた素敵な贈りもののように。 その世界にすっぽりと。

地域寄席にて 朝之助・粋歌

地元近くのコミュニティセンターでの地域寄席。 短い1時間ヴァージョン。 春風亭朝之助:壷算 三遊亭粋歌:紀州 踊り かっぽれ さて、朝之助さんは名前からすると一朝さんお弟子さん 一之輔さんの弟弟子になるのか。 元気いっぱいの慣れた語り口で壷算。 テ…

成金で落語に大手

成城の成金シリーズ。 どうやら満席とのことだが客席には空席がちらほら。 松之亟:神崎の詫び証文 鯉八:科学の子(新作) 人生あやとり(新作) 中入り 小痴楽:あくび指南 昇々:待ちわびて(新作) 松之亟さん、トップバッターでいきなり掟破りの50分越え…

卒業写真

友人のバンドがライブハウスに出演するというので聞きに行く。 ジャズ系のライブハウスらしいのだが。 ユーミンの曲を歌った後で、この曲の「あなた」は恋人ではなく 歌い手(荒井由実)の高校の美術の先生なんですってね というMCが入る。 あなたは、私の青…

安藤忠雄展と光の協会

安藤忠雄展を見に行く。 前売り券を早々と購入し、実物大の光の協会を目当てに。 しかし・・ 激混みの会場の中、この人作品が多かった・・と思いだす。 作品集も数多く出版されているが何しろ精力的に仕事をしている。 それを総攬するのだから見る方も気合が…

英語で落語

地元で時折、2つ目を使った気軽な落語会があるが 今回は英語落語ヴァージョン。 演者はイェール大卒で話題の立川志の春。 英語落語というといくつかやり方があるようだ。 一つは一之輔欧州公演の時のように、演者は普通に日本語で演じ そこに現地語(英語と…

有楽町朝日ホールで

久々に贔屓の独演会。 平日5時開始という半端な設定の日だから取りやすいかと踏んで。 マクラによると、どうやらいつもチケット争奪戦に敗れてあぶれる 古馴染みの年配客が今回は多かったようで。 年齢層も高く、男性がほとんどだった、とのこと。 その中で…

関内寄席 若手編

台風が近づいているが午前中はなんとか降らず。広瀬和生プロデュースのネタだしの会。 わん丈:寄合い酒吉笑:カレンダー(新作)中入りぴっかり:元禄女太陽伝(作者ありの新作)小痴楽:宿屋の仇討 男性陣はみな達者なもの。最近は2つ目の会も増え、場数…

花緑、喬太郎、一之輔と

「柳の家の三人会」ならぬ「柳の家に春風が」のシリーズ。 要するに当代の人気者を集めた会なのだが。 三者三様というべきか。 前座の緑助さんのあと、客席を温めようと下ネタ(風)のマクラではじめ 池袋なら食いついてくるのに町田はざあっと引きましたね…

立川流が好き! 落語会

吉笑さんが仕掛け人の立川流落語ユニットの会。 今回は満を持しての国立劇場演芸場。 出演者の気分も上がるようだが。 吉笑:ぞおん(新作) 寸志:酢豆腐 こはる:芝居の喧嘩 中入り 志ら乃:強情灸 志の太郎:しょっちゅう見舞い(新作) 談吉:鼠穴 少々遅…

松田権六の文箱

芸大美術館で有名作家の卒業制作作品がかなり出品されていて興味深く見る。 中でも松田権六の文箱(こじんまりしたいい形)が気にいる。 まだ若いころからこのくらいの作品を作っていたのかと。 蓋裏には咆哮する獅子。 表には逃げ惑う草食動物たち、という…

あおやぎを買ってきて

母のところに供える。 両親の実家のある海辺ではこの貝が昔はよく取れて 干したものをあぶったり ちょっときざんでから味噌で煮付けたり もちろん刺身でも甘くておいしいのだが。 近所のスーパーで時々出回る。 大きめのパックを買ってきて お母さん、めずら…

立川流トークライブにいく

ずいぶんと怪しい歌舞伎町の一角。ライブハウスらしいが。 若手の元気な意見や宣言を聞きながらいずこの組織もあれこれあるのだと思いいたる。特になにやらクリエイティブなことをやっているところは管理系や働く基盤整備をする人が薄くシステムの未整備から…

真実の10メートル手前

読み始めて、流行りのイヤミスかと思うが 読後感は悪くなかった。 読後感に救いがある理由ははっきりしている。 主人公の、グロテスクな真実を前にした 決して正義感だけではない、 悩みながらも一貫した態度を取ろうとする 筋を通そうとするその態度が、救…

成金で落語に王手

なかなかいいタイトルだ、と思う。成城落語会のおすすめの会、ということもあって。ここしばらく、ややこしいことが続発してもう無理かと思ったのになぜかスポッと時間が取れて奇跡のような時間となる。 さて、幕が上がると2人が着物、2人が洋服のままトーク…

落語の絵本

落語の絵本というものがでて談春さんの夢金の巻を入手。 画がいい。そこによく絞りこまれた短い文章。 口演なら30分程度の噺か。じっくり語れば、だが。情景描写を画にまかせ、とはいえ肝になる部分は文章も残している。 短い文章で展開を書き切るのに画が先…

都民寄席にゆく

申し込んでいた都民寄席に当選し友人と待ちあわせて出かける。神田松之丞:講談 雷電の初土俵滝川鯉昇:茶の湯仲入り長井好弘:解説 林家正楽:紙切り柳亭市馬:二番煎じ頭は欠けるかな、と思いつつ小走りに会場へ。まだ枕の最中で、席につくと本編が始まる…

高円寺演芸祭り

たぶん5年ぶりか、そのくらい久々の演芸祭り。なにかと気ぜわしい中、最終日になんとかでかける。 少し早めにつき、予約もあることだしと座高円寺の「寄席の粋、手ぬぐい展」へ。噺家さんの手拭いの展覧会だが、オークションで好きなものをゲットできるとい…

解消と融和はなされないまま

試みたこと、画策したこと。 融和はなされないまま、次の世代に引き継がれる中で すべては規知のこととして進んでいくらしい。 寄席に出ない。 だから、一人の会を中心に客を集める力をつける。 それがここで生き残る最善のことだと 今はその基準がスタンダ…